
カジノで常勝を続けるためには、メンタル管理も大切です。
なぜランドカジノではお酒がタダなのかわかりますか?
あれは顧客サービスの一環として振舞ってるわけではないのです。
アルコールを与えることによって、正常な思考を鈍らせ、勝ったら気が大きくなるように、負けたら熱くなるようにカジノ側にコントロールされているわけです。
しかし、視点を変えてみれば、それはカジノ側が「冷静にプレイしてほしくない」と考えていることの裏返しになります。
つまり、カジノ側は、プレイヤーに冷静にギャンブルしてほしくないのです。ひいては、冷静に遊ばれると負けてしまう、という風に考えているということになります。
皆さんがカジノで負けた時、一体どのような展開で負けましたか?
一度考えてみてください。
負けた時の事例で一番多いのが、連敗を食らって熱くなり、一気に負けを戻そうと高額ベットをして負けた。
これだと思います。
人間の脳は面白いもので、大きく賭けて勝った時も、大きく負けた時も、カジノにとって都合よく動くような思考回路に作られています。
例えば、あなたが大きく勝負に出て「負けた」場合、どんな気持ちになりますか?
⇒くそ!ここで負けるなんてツイてない!あー腹が立つ!悔しい!次はもっと大きく賭けて当ててやる!
ザっとこんな感じだと思います。
では逆に、大きく勝負に出て「勝った」場合はどうでしょう?
⇒よし!この大一番で勝ったのはツイてる!今日の俺はいける!流れが来てる!押せ押せだ!
こんな感じで高揚してませんか?
つまり、どちらに転んでも、次からのベットは大きく勝負する思考になってしまうわけです。
カジノは大きく賭けてくれる客を好みます。なぜでしょう?
誤解されがちなのですが、「大きく賭ける客に勝てば大きく勝てるから」じゃありません。
本当はこう計算しているのです。「何度も大きく賭けてくれれば、そのうちパンクする」と。
例えば、
ここに軍資金1000ドルを用意しました。
これをAさんとBさんに渡し、バカラのような2分の1のゲームで遊んでくれ、とお願いしました。
制限時間は無制限、こちらが終了を告げるまで続きます。
そしてもうひとつ条件を付与しました。Aさんは1~10ドルまでしか賭けてはいけません。逆に、Bさんは絶対に200ドル以上賭けなければなりません。
この条件でゲームが開始され、開始から3時間後に終了を告げました。
結果はどうなったでしょう。自分なりに予想してみてください。
Aさんはプラスマイナス100ドルの範囲内(手持ちは900~1100ドル)
Bさんはプラスマイナス1000ドルの範囲内(手持ちは0~2000ドル)
このような感じじゃないかとおおよその予想はできますよね?
この例は、AさんとBさんが勝ったか負けたかはどうでもいいことで、問題の焦点は、AさんとBさんの残金の振れ幅にあります。
おそらく、Aさんはパンクしないと思います。
しかしBさんは、展開が悪ければ早々にパンクしていたかもしれません。
はい。つまりはそういうことなのです。
一番重要なポイントは
上限は無制限だが、下限は有限(1000ドル)である
ここにあります。
無尽蔵にお金を出せる人は問題ありません。
しかし、僕を含むほとんどの一般人はお金が有限です。決められた数百または数千ドルが限界です。
つまりカジノ側は、大きくベットしてくれたら有難いわけなんですね。
勝手にパンクしてくれるのを待ってればいいだけですから。
1000ドルが2000ドルになっても5000ドルになっても「今日はツイてるぞ!」と言って賭け続けてくれるのですから、こんなに美味しいカモはいません。
だからこそカジノは、タダでお酒を提供し、時計もない圧倒的開放感のある空間で、疲れにくい高級な椅子を用意して、ご飯もドリンクも全てカジノ内で提供してくれるわけです。
あなたに、ゲームをやめてほしくない(換金してほしくない)からです。
さて。話を戻しましょう。
冒頭に僕は「メンタル管理が大切だ」と話しました。
上記を踏まえてさえいれば、メンタルは崩れません。
「自分は絶対に負けないぞ!」「絶対にカジノのエサにならないぞ!」と強く誓っていれば、どんな時でも冷静に、クレバーに、機械のようにベットし続けることが可能です。
そして、自分があらかじめ決めた利確ポイントに達した時、すぐにゲームをやめて身を引くことができるようになります。
逆に、負けている時も冷静に、損切りポイントに到達したら一旦やめることができるはずです。
バカラでも何でも、理不尽な負けが続くといったことは必ず起こります。
つい熱くなってしまい、ムキになって当たるまで高額ベットを繰り返してしまう・・・
こんなメンタルでは絶対に勝てません。これではカジノの思う壺というやつです。
熱くなってるな、と感じたときは、一度カジノから離れてみてください。
負けたままで悔しくても、そこをグッと堪えてログアウト。買い物にでも出掛けるか、散歩でもするか、映画の1本でも観るぐらいの心の余裕を持ちましょう!
そして、冷静さを取り戻してから再戦です。
当然、負けた額は戻ってませんが、気持ちは驚くほど冷静になれてるはずです。
「よし!やってやるか!」という新たな意気込みで勝負に臨めているかと思います。
そのメンタルで戦うことができれば、あとはヤメ時さえ間違わなければ勝てるはずですよ♪
偉そうに言ってますが、僕だって人間ですから、ついカッとなってガンガン賭けてしまうこともあります。
でも、ふとこれを思い出した時、必ずそこで休憩を入れるようにしています。
休憩を入れて再戦した時、たとえ前回の負け分が全部戻ってなくても「ま、今日は半分戻したことだしこれでいいか」と利確してヤメることがとても多いです。
つまり、たとえさっき1000ドル負けていたとしても、休憩を入れたことによって、500ドル戻ったら満足できるメンタルになっているということになります。
そしてそれが、日々コツコツと勝ちを積み上げていくために必要なメンタルなのだと僕は思います。
今日は負けでいいじゃないですか。また明日同じメンタルで同じことをやって戻せばいいのですから。
カジノは逃げませんし、メンタルの崩壊さえ起こさなければいつだって戦えます。早い話が勝ち逃げできますw
そんなわけで、今回はメンタル管理の基本のお話でした。
では、また!!